Sea of Things

限定品がお好き?!

「限定品」などと聞くと、興味がわくという人は多いと思います。

アンティークやビンテージが好きな私にとっては、意味合いとしてどうもそれが違和感を感じてしまう言葉だったりします。

現代の数量限定をうたう行為は、そのメーカーやブランドが、あえて限定数しか作らないから、それだけしか存在しないのであり、

購買意欲や話題性の為のマーケティング戦略だろうと、私はついついひねくれた考えを持って見てしまうのです。

では、どのようなものが私にとっての特別な限定品なのか。
それは、例えば、アンティークやハンドメイドのもの。
生産技術の発達している現代よりも、遠い昔の古い時代に、職人の手によって数点しか作り得なかったもの。
技術的に限られた数しか作ることができないもの、
本当にそれだけしか作ることができなかった、同じものはありえない製品のコトこそを、限定、一点モノ、特別だと、私はそう思うのです!
どこにもない自分で手作りしたものや、自分の為だけに作ってくれたものとか、そういう特別なものにとっても心惹かれてしまいます。

その一方で、これは限定色なんですよ、今だけの限定パッケージです、なんてものには、全く響きません。

もう巡り会う事はできないかもしれないアンティークなどには、何故だか強い魅力を感じるのです。

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